【無意識のパワー】勉強のルーティンのすすめ①
決断の回数
みなさんは1日にどれくらい決断しているか知っていますか?
なんと、アメリカの研究*によると、大人は1日に約35,000件の意思決定を行っていると推定されています。もっとも、子供は約3,000件らしいので、未成年のみなさんは35,000件よりは少ないかもしれません。
*ケンブリッジ大学Barbara Sahakian教授の研究
受験勉強していると
「今日は何の教科を勉強しようかな」
「何時までこれを勉強すれば良いんだろう」
「どこで勉強しよう」
などと自分で決めなければならないことがたくさんありますよね。
ということは、あらかじめ1日の計画を立てておけば意思決定の機会が減ることになります。
勉強のルーティンとは
ということで勉強のルーティンを(ある程度)決めるのが有効です!
ここで言う勉強のルーティンとは
「 いつ、どこで勉強するのか」
ということです。
それでは
勉強のルーティンを
1.平日のルーティン
2. 土日のルーティン
の2つに分けて考えてみましょう。
1.平日のルーティン
学校がある平日は学校に行く前(朝)と放課後に大きく分けます。
【学校に行く前(朝)】
朝は1時間の勉強が理想です。
生粋の夜型以外の方はぜひ朝活してほしいです。
場所は家でも学校でも良いと思います。
私は家で勉強できない人なので、学校に早めに登校して教室で勉強していました。
誰もいない教室での勉強は快感ですよ!
塚本亮さんの『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』*というAmazonベストセラーの本でも
「朝は最も脳の生産性が高く、最小のエネルギーで多くを生み出すことができる時間です。
高い集中力を発揮できるため、思考力を必要とするタスクに取り組むことをお勧めします。」
という文章があります。
*『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(塚本 亮 著)
私自身も、朝は他の時間帯と違ってさわやかな空気が流れていると感じます。
やる気がみなぎってきて、なんでもできちゃう気がします。
勉強内容は「英語の長文読解」、「問題集」などがおすすめです。
頭使ってる!と感じられるものが良いです。
逆に暗記はこの時間にはおすすめしません。暗記は繰り返すのが特に重要なので、「スキマ時間にちょこちょこ」の方が覚えられます。
【昼休み】
私は高3のとき、昼休みは図書室に行き勉強していました。
昼休みは手を止めていると
(クラスのみんなは何しているのかな)
などと雑念が入ってきてしまうので手を動かす勉強をしていました。
図書室は人が少なかったので落ち着いて黙々と勉強できるお気に入りの時間でした。
内容は日によっていろいろですが、「問題集」、暗記でも「青ペンで書き殴る」などです。
受験が近づいてくると「過去問」も解いていました。
平日の中でまとまった時間がとれる貴重な時間だったからです。
「昼休みは図書室に行って勉強する」と決めれば、それだけで決断の回数が減りますよね。
【放課後】
部活があると想定します。
そのまま家に帰らず、教室や塾の自習室などで勉強するのがおすすめです。
疲れていると一度家でだらけてしまったら戻れなくなります。
もちろん最初は慣れないですが、それが習慣になれば部活後の勉強が当たり前になります。
つまり、勉強しないと気持ち悪いという状態になるんです。
無意識のパワーは凄まじいですね。
2.土日のルーティン
については次の記事にまとめますのでそちらをご覧ください🙂